2日目は、修学旅行の名にふさわしい、奈良の名所、世界遺産巡り。
*** まずは興福寺へ。***
写真は猿沢池からとった、興福寺の五重塔。
ここではなんといっても、新しく生まれ変わった国宝館が見もの!!
大人気の阿修羅像をはじめ、木造千手観音菩薩立像、本当に素晴らしかった~♪
久しぶりに鳥肌ものの仏像をみて感動しましたよ。
*** そして東大寺へ。 ****
奈良で一番のにぎわいを見せているのが、やっぱり東大寺でしょう。

山門前は、お土産屋さん、修学旅行の学生たち、観光客、そして、鹿たちで、
ごった返していますが、大仏殿に入るとすっと、空気が変わります。
大仏さま。本当に大きかった~☆
お供え物やお水を取り替えているのかな?
東大寺の職員の方が大仏さまの前に立っているので、それが
大きさの目安になって、いかに大きいのかがわかりますよね?
新緑のすがすがしい空気の中、東大寺の敷地を歩いて、山を登ります。
ついたのは「お水取り」で有名な二月堂。
境内からは奈良が一望できますよ。
一度お水取りもみてみたいな~。

奈良公園で世界遺産を堪能したあとは、やっぱり定番の名所へ!
*** 唐招提寺 ***
現在、JR東海のCMでも流れている唐招提寺は、鑑真和上が創建したお寺。
今回のお寺巡りの中で、私が一番素敵なお寺だと思ったところです。

右の花は「瓊花」というお花で、鑑真和上の故郷・江蘇省揚州市の名花。
ちょうどお花の見ごろを迎えてました。
平城京があったころは、中心地であったで違いないこちらのお寺ですが、
丁寧に手入れされた緑と、奈良らしいのんびりとした雰囲気が漂ってきて、
ここでの時間は心洗われました。
*** 薬師寺 ***
最後に訪れたのは薬師寺。
20年前、修学旅行で、訪れたとき、お坊さんのお話が面白くて引き込まれた記憶だけが
ものすごく残っていたお寺。
その記憶は間違っていませんでした。
この日も沢山の修学旅行生相手に、お坊さんの言葉巧みな説法が行われてて、
あちらこちらから、若い子たちの大きな笑い声が聞こえてきましたよ。

薬師寺で唯一の天平建築の東塔は、約110年振りの大改修で、
今年の10月から解体修理に入ってしまい、再び私たちの目の前に現れるのは10年後らしいです。
大人の修学旅行にふさわしく、4つのお寺をたっぷり堪能した一日。
普段、見ることのできない国宝や素敵な風景に沢山出会うことができました。
そして、なにより出会った人たちの優しかったこと。
奈良の緑豊かでのんびりした雰囲気は、人柄にもあらわれているようで、
どこに行っても、みんないい人ばかり。
奈良、想像以上に素晴らしいところで、すっかり虜です♪